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スチールフロアー床材(SPフロアー)

スチールフロアー床材(SPフロアー)は鉄骨架台・積層棚の床材としてまた、通路・階段・足場材と様々な用途にご利用できる商品のご案内です。

スチールフロアー床材は、断面形状がかみ合わせ方式になっております。取り付け作業現場にて床材を引き敷き詰めながらの施工が可能です。

特 長

  • 優れた強度を発揮します。
    SPフロアーは、上面幅が200mm・125mmで両断面を折り曲げた特殊断面で形成されていますので、あたかも200mm・125mm間隔で根太を取り付けたと同様
    強度を発揮します。
  • 経済的です。
    従来では、主梁のほか、根太を取り付けてその上に床材(縞鋼板・木板)を張るか、あるいは、デッキプレートの上に床材を張っていましたが、SPフロアーの場合には、主梁の上に直接引き詰めますので、ローコストで出来上がります。
  • 豊富なバリエーション
    SPフロアーには、縞柄・フラット・穴あきなど、用途に合せたラインナップをもっています。
    A形・C形のタイプでは最大6mまで10mm単位で乱尺加工が可能です。
  • 金具による取り付けもできます。
    施工現場によっては、溶接を禁止されているところがあります。
    このようなところでは金具により、SPフロアーと梁とを固定することができます。

床材の種類

種 類 板厚2.3t

板厚3.2t

表面状態
A型
(縞柄)
表面の縞模様の山出しを行い、スリップ止めの役目をします。
C型
(平滑面)
表面状態は平滑面です。上面に合成樹脂系などの床材を張るときに使用します。
D型
(穴明)
空気の流通、採光を必要とする冷凍倉庫、防災構造の床板として使用します。(開口率約40%)  
B-1型
(丸孔)
平滑面に穴を開けたタイプ。(開口率約3%)  
B-2型
(丸孔)
B-1型より穴の数増やし、パンチングメタル感覚です。
※軽作業・メンテ歩廊用
(開口率約20%)
 
SPフロアー製作対応可能最低ロットおよび受け後納期目安
床材種類 製作最低ロット数 受け後納期
A・C形  2.3t厚 200幅 制限なし 30日~40日
A・C形  3.2t厚 125幅
D形  2.3t 3.2t厚 200幅
B-1・B-2形 2.3t厚 200幅
総面積80㎡以上または総重量2,000kg以上 60日~90日

D形B-1B-2形などの穴あき床材はご発注時製作最低ロット数以上が必要です。

標準塗装(メラミン焼付)

・標準色 ホワイトグレー色 日塗工色 25 - 80B(近似値)
・オプション色 カームグリーン 日塗工色 39 - 60D(近似値)

 

標準仕様表

■重量及び断面性能表
形状 板厚
(mm)
重 量(kg) 定尺重量(kg) 有効幅 断面積
(c㎡)
断面二次モーメント
(1c㎡)
断面係数
(Zc㎡)
m当り ㎡当り 3m 4m 5m 6m 単位幅 1m幅 単位幅 1m幅
2.3 4.1 32.8 12.3 16.4 20.5 24.6 FULL 5.22 10.8 86.4 3.85 30.8
3.2 5.4 43.2 16.2 21.6 27.0 32.4 FULL 7.11 13.5 108.0 4.8 38.4
2.3 5.4 27.0 16.2 21.6 27.0 32.4 50・t 5.22 10.8 54.0 3.85 19.25
3.2 7.3 36.5 21.9 29.2 36.5 43.8 50・t 8.56 14.8 74.0 4.9 24.5
2.3 5.4 27.0 16.2   3.57 8.0 40.0 3.4 17.0

割り付け方法

●溶接による取付け

梁とSPフロアーとの隅肉溶接となります。
現場で所定の割り付け図に従って敷きならべるつど外曲げ部分の下部を隅肉溶接します。


小梁のピッチは、実用上約1200mmを目安にしてご検討ください。

●長さの割り付け

SPフロアーは通常2スパン以上の連続でご使用ください。止むを得ず単スパンでご使用される場合は、強度不足となる場合もありますので、SPフロアーの許容荷重表に準じてください。

 

■荷重条件によるスパン別許容荷重
形状 スパン 等分布荷重(kg/㎡)(kg) 1m幅に対する中央集中荷重(kg/m)
板厚(m) 1.0m 1.2m 1.4m 1.6m 1.8m 1.0m 1.2m 1.4m 1.6m 1.8m
2.3 3200 2100 1350 900 600 1700 1200 900 700 550
3.2 4200 2800 1700 1200 800 2150 1600 1100 900 700
2.3 2150 1400 850 550 400 1050 800 500 450 350
3.2 2700 1900 1200 800 550 1350 1050 800 600 500
タワミ量
(cm)L/600
0.16 0.2 0.23 0.27 0.3 0.16 0.2 0.23 0.27 0.3

※1)上記許容荷重におけるタワミ量は梁間隔の1/600で設定。
 2)SPフロアーの支持は2スパン連続支持であり、単スパン支持の場合は50%減じてご使用ください。
 3)上記の荷重状態は等分布荷重であります。もし、集中荷重のかかるときはその荷重によっては、
   横断面破壊をおこすこともありますので、ご一報ください。

スチールフロアー床材 取付事例

スチールフロアー床材は、現場の使用用途に応じて、床材の種類・床材寸法の選定が可能です。

■重量棚タイプ 仮設架台

■積層棚

■型鋼棚タイプ 仮設架台

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